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ライカズミクロン50ミリは、スクリューマウントで発売されますが、日本での評価はMマウントが発売されてからです。
ライカM2が掲載されたアサヒカメラ1959年4月号のニューフェース診断室で、固定鏡筒ズミクロンがそれまでの最高解像力を示し、その記録は、今もって破られていません。それに挑んだのがキャノンの50ミリF1.8で、部分的には、ズミクロンを超えたところもありますし、このレンズを設計したキャノンの設計者は、後に叙勲を受けています。
その後も、ライツは、レンズのヒットを打ちます。35ミリ初のF1.4ズミルックス、名レンズの誉れ高いズミルックス50ミリなどなど。(キャノンは35ミリF1.5を出していますが、中古市場ではあまり見ませんね〜)
そして1966年、大ホームランが生まれます。ノクチルックス50ミリF1.2がそれです。世界初の非球面採用レンズで、現在は、フィルムコンパクトカメラやデジタルカメラ、ビデオカメラやCDプレーヤーにも採用されていますが、当時は工業的に作ることは困難で、当時のライツは手磨きで作ったとされます。現在ではタイヤキを作るようにプレス成型で作った非球面ガラスレンズ、ガラスの表面にプラスチックの非球面を貼り付けるハイブリッド非球面、あるいは完全プラスチックプレス成型非球面などありますが、どのレンズもそれを作り出す金型が命です。プレス成型ガラスレンズは、コダックがディスクカメラで採用したのが、ハイブリッドはミノルタα7000用AF35-70ミリが最初でした。プラスチックはコンパクトカメラのレンズで以前より採用されていました。
現在ライカMの広角系レンズは、画面周辺の画質向上が主流で、すべて非球面が採用されています。なぜ非球面レンズが広角標準系に使われている率が多いかなど、もっと知りたい方は専門書をご覧ください。
次回に続く!